晴れ時々スナップ

ブログ「写記」から派生した写真アカウント。日常の記録は単焦点レンズで留めます。

10の記憶

さいたま市にある「花と緑の散歩道」に訪れました。

この季節、紫陽花は旬を迎えてますね。

 

この散歩道は、武蔵浦和駅と別所沼公園を結ぶ、ほぼ直線の遊歩道。

春は桜、そして今の季節は紫陽花を楽しめます。

ウォーキングやランニング、愛犬との散歩など、地元では有名なスポット。

 

最近では、この歩道に併設している別所あじさい公園や西南さくら公園から見える紫陽花も楽しめます。

 

私としては、散歩道上で少しかがんで、2つの公園にまたがる紫陽花を愛でるのがおすすめ。

 

旬を迎えた紫陽花の季節。人混みが苦手な私には、この散歩道でひっそりと花々を愛でるのです。

早朝の良い散歩ができた今日の記憶。

 

 

9の記憶

まもなく梅雨に入ろうかという季節、それは紫陽花の季節でもありますね。

可愛く色とりどりの美しい紫陽花、眺めていてとても楽しいものです。

 

けれど私は咲き始めの紫陽花が好み。

 

開花しようとする力、それは外に向かって力を放出しようとしている懸命な姿。

多数の蕾があればあるほど、力を大きく感じるのです。

そんな姿に心惹かれた、今日の記憶。

 

8の記憶

仕事のスケジュールが以前よりも増してきており、この数週間満足に撮影も行えない日々…ブログの更新も滞りがちで中途半端な状態です。

そこで、しばらくはメインブログ「写記」と、サブブログ「晴れ時々スナップ」の更新をお休みする事に致しました。

キンカチョウのように、一度ピョンっと旅立ちますが、皆様の素敵なお写真・ブログは引き続き拝読させていただきますね。

7の記憶

春が近くなると、木々に留まる鳥達を追い求め、上を見続ける毎日になります。

 

でも、上だけではありませんね。あなたの存在、忘れてはいませんよ。

暖かい毎日に感謝した今日の記憶。

 

 

6の記憶

望遠の世界へ踏み込んだ。焦点距離200mm以上は初めて。

 

当たり前だけど、全てが大きい。遠くの景色がここまで見れるなんて。

 

このレンズなら撮りたかった世界を引き寄せる事ができるかもしれない。

 

それは、私が断念していた憧れの世界。立ち入る事や近づく事が不可能な世界。

 

その世界に生きる彼らの表情、姿…

そうだ、私はそんな一瞬を望んでいたんだ。シャッターを押す度、高揚感を得る。

長年、行方がわからなかった探し物を見つけた時の歓喜、そういった感情に似ている。

 

私が探し求めていた世界はここかもしれない。

ファインダー内の大きく遠い景色をしっかり眺め、そう感じた今日の記憶。

 

 

 

 

5の記憶

愛猫の尿路結石。

猫砂の上に腹這いになり、なかなか出てこなかった。思えば、あれが始まりだったのかもしれない。

あれから数週間、手術も終わりようやく退院。

今では、フワフワのエリカラが丁度良い枕の代わり。

 

「なに笑ってるの?」

そんな風に言われているみたい…

 

ごめんごめん、起こしちゃったね。

浮き輪や救命胴衣を着けているように見えちゃうから、クスッと笑ってしまったけど、無事に帰ってきてくれて嬉しいんだよ。

一緒に年を越える事ができる安心感。この子も私にとって大事な家族、そんな事をあらためて感じた今日の記憶。

 

4の記憶

ブログタイトルとは真逆の天気。でも、雨天や曇天の仄暗い雰囲気は好きだ。寂しげで悲しげな風景も好きだ。

この日は風も冷たく、こんな雨風の強い日に訪れる観光客は私くらいなもの。うん…本当に周りには誰もいない。

 

カッパとレインブーツ、剥き出しのカメラ。不規則に叩きつけてくる海風に傘は役に立たない。諦めて途中で閉じてしまった。

岩肌に自生したススキも海風に頑張って耐えている。

 

寂しげで、どんよりとした天気。

フラフラと独り海へ向かって歩いている姿を目撃されたら、見方によっては危うい人に思われるかもしれない。

けど構わない。私は久々に波の音を感じたいから。

 

海岸へ来る途中から気になっていた花。

イソギクツワブキ。この時期、この島に多く見られる花々。雨の日の薄暗い茂みからでも目立つ黄色の花。

手入れされた色鮮やかな花々も美しいけれど、ありのままで咲き誇る姿…朽ちかけの美しさってあると思う。

 

足元の小さな秋。紅葉は木の大きさだけじゃない。これだけも嬉しくなる。

 

心折れそうな雨風の強い一日。誰ともすれ違わなかった島の公園。とっても非日常的な空間。

 

びしょ濡れになってしまったカメラとレンズには申し訳なかったけど、こういった悪天候だからこそ撮れる写真、私なりに新しい発見があった。

覚悟を決めて、次回も雨風が強い日に出かけようと決意した、この時の記憶。